顎部分における悩みといえば、なんといっても脂肪のたるみによって引き起こされる二重あご。
まず先入観の印象として持たれがちなので初めに言っておきますが、【二重あご=肥満】と安直に決めつけてはいけません。
勿論肥満もひとつの原因なのですが、たとえ痩せ型の方であっても前方や上方を向いていればスッキリとした顎ラインなのに、少しでも顔を下に向けると顎の肉(脂肪)がたるんで二重あごになってしまうなんてことも。
まずはたるみの原因を知り、次にその原因と向き合い顎の肉を引き締めるための然るべき行動へと移す。
これら2段階のステップを念頭にしっかりと対策を立てておかなければ、体型(体重)云々関係なく、誰もがたるみを引き起こし二重あごになってしまう可能性があるということです。
顎肉がたるみ二重あごになる原因と解消方法
今回は顎のお肉(たるみ)、二重あごになる3大原因と解消法を紹介。
たるみによる二重あごをはじめ、顎の肉が引き締まっていないとフェイスラインが崩れ、視覚的にもダイレクトに太ってる、顔が大きいといった印象を与えてしまう部分ですし改善を求められる方も多いかと思います。
解消法に関しては簡単な日常生活レベルの見直しだけで効果を得られるものになっておりますので、顎周りのフェイスラインに抱える悩みを打破、また将来を見通しての対策として参考にしていただければと思います。

このタプタプボテボテたるんだ顎のお肉

ガッツリ掴める二重あごをなんとかしてくださーい!

随分ダイレクトな悩みのカミングアウトね・・・でも大丈夫。
顎のお肉は普段から使用頻度が高いから、比較的改善させやすい部分といえるわ。
食事とか会話とか・・・そういった日常レベルの生活動作中に少しの意識と動作の見直しを取り入れるだけで、すぐに効果が現れてシャープに引き締まった顎周りになれるはずよ。
でもまずはその顎のたるみ、二重あごになる原因について知っておかなくちゃね。
顎がたるむ(二重あごになる)3大原因とは?
原因1 肥満による脂肪蓄積
もっとも分かりやすく明確な原因は肥満です。
太って顎周りに脂肪がつくことで、顎肉がたるみ二重あごが発生してしまいます。
原因2 弱った顎の筋肉の間に溜め込んだ水分(浮腫み)
意外と知られていない脂肪とは違った要因。
顎のたるみ、またその併発による二重あごは、顎に溜まった水分が原因で引き起こされます。
人の体内は水分を多く含み構成されていますが、それは顔部分(顎)に関しても同様。
本来は顎の筋力(ポンプ力)の働きで顎外へ排出されるべき水分ですが、筋力の低下、また加齢などにより働く力が弱まってしまうと、本来排出されるべき水分を顎の筋肉の間にどんどん溜め込んでいくことになります。
このような状態が改善されないままでいると初期兆候として現れるのが顔の浮腫(むく)み、更に長期化することで浮腫みの慢性悪化、顎のたるみ、並びに二重あごを作る原因となってしまいます。
特に痩せ型にも関わらず顎にたるみのある方は、こちらの原因に該当されている可能性が非常に高いと考えられます。
原因3 顎の表情筋、頤(おとがい)筋の筋力低下
脂肪燃焼効果、水分排出効果の働きをもつ頤筋。
つまり原因1と原因2の根本にある原因として頤筋の筋力低下があります。

【図解説 頤(おとがい)筋】

顎のたるみを招く三大原因を書いたけど・・・
実際に悩みを解消させるために注目しなければいけないのは原因3ね。
上に掲載した顔イラストの赤い部分、頤筋の筋力低下がすべての根本要因になってるの。
言い方を変えるなら、この頤筋の筋力さえつければ、顎肉のたるみとか二重あごの悩みはすべて解消されるって訳ね。
しかも、この頤筋は日常生活に少しだけテコ入れするだけで簡単に鍛えることが出来ちゃうのよ。

怠慢(たいまん)な生活スタイルの私でも大丈夫ですか?

そんなに難しく考える必要はないわ。
そもそも生活そのものを変えるんじゃくて・・・
今までの日常生活に少しの意識と工夫をプラスするだけだし凄く簡単よ。
じゃぁ早速方法に入っていくわね。
続きを読む